心理カウンセラーと医師とでは、話の聴き方が違います。
医師は主に、短時間で患者さんを診察した上で、投薬による治療を行うのが通常のお仕事です。
よって医師は、あなたのお話の中から「診断の材料となる事柄のみを抜粋して聞き取り、
足りない情報は質問して、素早く見立てをし、投薬内容を決める」のがお仕事なのです。
ですから、私たちはお医者さんの所へ行くと、症状を説明しますね。
そして医師から質問されたことに対し思い出しながら頑張って答えます。
→そして処方されたお薬を飲む・・・。
→2回目の診察からは、そのお薬を飲んでどうだったか?を質問されて、
初診よりさらに診察時間が短くなる。。。
と、こういった感じになりますね。
でもこれが「病院を受診したときの普通の流れ」なんです(^-^;;
医師が冷たいわけでも、私たちが医師から嫌われているわけでもありません。
医師は、診察のときに患者様の人生相談や人間関係の悩みを聞くことがお仕事ではないのです。
あくまでも、診断し、投薬すること。
お薬の効果を確認し、処方内容を再び精査すること。
これが仕事だ、ということなのです。
このことを、割り切って、しっかり理解していることが大切です。
「お薬をもらいに行くところ」という認識で医師のもとへ行けば、
多くの方が傷付かずに済むと思います。
ちなみに、私は医者にかかるときは、
「医師にどれくらい話を聞き流され、無視されるか?」を、おもしろがって見ています。
そういう姿勢で診察を受けていると、むちゃくちゃ面白いです。
ちなみに、私の姉は医師ですが、診察を切り上げるのが、やっぱりとても上手です。
まれに20〜30分程度の診察時間を取っているクリニックや医師がおられます。
しかしこれは、かなり例外的な医師であることを、どうか知っておいてください。
例外的な医師のため、このようなクリニックは少ないです。
その点、心理カウンセラーは、お薬は処方できないものの、
あなたの話に耳を傾けることを基本としています。
あなたが抱える問題や、あなたが苦しいと思っている気持ちを、ひたすら伺います!
「あんなことがあった」「今度はこんなことも起こった」
「○○さんとの関係がこじれた」「○○だと感じた」・・・
どんなことでも、細かく、そのまま聴かせて頂きます。
また、「○○を何とかしたい!」という思いや希望に、一緒に向き合います。
カウンセラーが、あなたの思いに伴走してくれます。
あなたがひとこともしゃべりたくない状況であれば、カウンセラーは待ってくれます。
そんな時間を作るのが、心理カウンセリングであり、心理カウンセラーなのです(^−^)
もちろん心理カウンセラーは、医師には聞いてもらえなかった話や、
話すだけ話して反応さえも頂けなかったお話でも、もちろん聴かせて頂きますので、
医師の反応に落胆した方は、是非カウンセリングを利用してみてください(^−^)
眠れない・落ち着かない・不安・頭痛や胃痛、腹痛など、
お薬が必要であれば病院で処方して頂いたお薬を飲みながら、
腰痛や肩こりなどは整体やカイロプラクティックやマッサージに通いながら、
同時に心理カウンセリングを受けて継続していくのが一番功を奏すようです。
このような形であると、「治療」と「問題を根底から解決」することをダブルで実践でき、
少しずつ楽になれるようですね(^−^)