近年、多くの女性に生理前から「悲しい」「イライラする」という自覚症状が現れ、
婦人科にてPMSと診断されている方がおられます。
ドクターからの診断も、服薬も、大切なことではありますが、
私からもうひとつご提案がございます。
それは「自己暗示を掛けない」ということ。
PMSと診断された多くの女性が行っていること。
それは「しきりにカレンダーを見て、生理が何日に来るのか、指折り数えている」
ということなのです。
この行動こそが、強い自己暗示を掛け、
「自らイライラし始める日を決めている」ことになるのです。
生理が来る、ということは、本来健康の証であり、喜ばしいことのはず。
初潮を迎えたときに、家族でお祝いするのも、女性として喜ばしい成長だったから、ですよね。
それを、「ブルーデイ」などと名付けたり、「邪魔なもの」といわんばかりに毛嫌いしていると、
PMSでない女性にとっても、生理はやっかいなものにしかなり得ません。
女性は、生理が来たら、毎月、うんと、自分で喜んであげてください。
「わーい!私、今月も健康だわ!」って(^−^)
そして、PMSの方は、前月に「来月はこの辺に生理くるかな」と推測したら、
あとはカレンダーを見ない・指折り数えない、ということを実践してください。
いきなり「あ!来ちゃったよ」「そーだった」くらい、忘れていてください。
忘れていてもいいように、生理用品は会社のロッカーに数個常備しておいてもいいし、
お友達や同僚にひとつくらい頂いて、あとでお返ししてもいいし、
化粧ポーチに1つだけ常に入れておいたり、
お昼休みに急いで買いに行ってもいいのです。
急に来ても、なんとかなるものです。
「数えないこと」
これが、自己暗示を掛けないためのコツなのです。
これだけでも、PMSの症状はかなり軽くなる方が多いはずですよ(^−^)
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